2024年08月01日
全国的に有名な仙台の七夕まつりが、今年も8月6日(火) ~ 8月8日(木)に開催されます。
なぜ、仙台の七夕まつりは7月7日から1ヶ月遅れて開催されるのか?
仙台生まれの仙台育ちである私ですが、理由は知りません・・・。
そこでこの記事を掲載するにあたり調べてみた結果、意外に複雑な理由だったことが判明しました。
(例えば、「8月の夏真っ盛りのほうがお祭りとして盛り上がるから!」的な理由かと漠然と思ってました・・・。)
仙台七夕は江戸時代から続く行事で、伊達政宗公の時代にはすでに行われていましたし、仙台でも元々は全国同様 7月7日に行われていました。
地域の絆を深める為のイベントとして、短冊だけではなく紙の花や提灯など地域や家族が連携して華やかに飾りつけられていたそうです。
(各家ごとに賑やかに飾りつけをする海外のハロウィンのような感じですね!)
しかし、江戸時代中期から後期の大名であった仙台藩七代藩主 伊達重村公の妹が7月7日に亡くなったことから、以後の七夕の日取りは7月6日に改められ、仙台では1日前倒しで行われるようになりました。
更に、明治時代になると新暦が全国的に採用され、仙台七夕も「旧暦=7月6日」が「新暦=8月6日」となったことから、8月6日~8月8日までの3日間のお祭りとして定着したそうです。
年に1度、7月7日にしか逢えない織姫様と彦星様も、仙台に来れば2回目のデートが出来そうですよね!
ということで、今年も全国的に猛暑が続いておりますが、色鮮やかな七夕飾りの吹き流しの下をくぐりながら、目で感じる「涼」を味わいに「仙台七夕まつり」に是非とも足をお運びくださいませ!
仙台七夕まつり 公式サイトはこちら